似合う眉毛の形が分からない!眉毛の整え方や眉毛の書き方


今回は眉毛の正しい書き方を説明します。
また眉の悩みにもお答えします。

理想的な眉
眉山、眉頭、眉尻が黄金比(最も美しいとされる比率)の場所に存在している眉。


いかり眉
眉頭が低く眉山が高い。落差が大きい眉


まぶたが狭い眉
眉全体が下に下がっている。


寄った眉
眉頭が中に入っている。


左右非対称の眉
左右が違う


困り眉(下がり眉)
眉山の位置が下がっている。

今回は困り眉(下がり眉)で説明します
困り眉(下がり眉)とはマユヤマの位置が低くマユ頭からマユ尻まで直線で書かれているマユです。



マユの書き方
- マユ頭を決める
- マユ山を決める
- マユ尻を決める
この3点が大変重要になります。切ったり、抜いたり、描くことよりこの3点をしっかり決める事です

理想的眉の図解

理想的眉と一本眉の違い
一本眉に理想的眉を照らし合わせてみます。
ピンクの部分が上の理想的眉部分です。




それぞれの位置を変更します
- マユ頭を下げる
- マユ山を上げる
- マユ尻を上げる


マーキングをもとに眉を描きます。
この眉が新しく矯正されたマユです。

ピンクの部分がいらない部分です
トリミングする部分です。この部分以外はトリミングしない事。
毛のない部分は書き足します。
眉の整え方が成功すると普段の眉メイクが思った以上に楽になります。

出来上がり
コンピューター上での変化なので違和感はありますが。







一番大事なのはちゃんとマユを両方とも書いてからトリミングすること!
現在すでにトリミングしすぎてマユがない部分が多い人は、少しマユが伸びるのを待ってから行うこと。



毛流れ
マユ頭からマユ山まで上向に生えています。
マユ山からマユ尻まで下向に生えています。
マユを書くときはこの流れに沿って書きます。


①コーミング
コーミングは毛流れがきれいになるように行います。


②マユ・カット1
マユブラシを上からすくってカットします。

③マユ・カット2
マユブラシを下からすくってカットします。

④マユ・カット3
マユカット用のハサミでカットします。

⑤まゆを書く
眉を整えるのに必ず左右を書いてトリミングする部分がわかるようにして行います。

⑥不必要な毛を毛抜きで抜く方法
毛流れに沿って一本一本抜いていく。
抜き方は一本一本の毛の毛流れの方向に引っ張ると痛くありません。
量が多い人はシェーパーを使用したほうが良いでしょう。


⑦長さを外側から調整していく
眉用のシザーで長さを整えます。

⑧不必要な毛をカット

⑨不必要な毛をシェーバーでカットする
トリミングの基本はマユの下部分を中心にトリミングする。


⑩上部も同様に
マユ上部分はトリミングしすぎないように。上部分をトリミングしすぎるとマユが下に落ち下がり眉になりやすい。
三角眉などのマユ山が三角形にとがっている人は少しトリミングしたほうが良いでしょう。

眉の書き方2
- 眉の手入れがちゃんとできたら書きやすい
- 最初に眉山からマユ尻を-ダークブラウン~ブラウンの色を使って書く
- マユ頭は薄く眉山に向かってぼかしながら書く
- ガイド部分に-黒から~ダークブラウンでコントラストを出す
- 太くしたいのなら-ダークブラウン~ブラウンの色を使って太くする
- 書くというより埋めるようにぼかしながら書く(書きすぎない)
- マユ骨にハイライトを入れる


理想的なマユ

毛流
・マユ頭からマユ山まで上方向に。マユ山の位置からマユ尻に下向きに流れる

ガイド
マユの書く部分で一番濃く書き、方向性を作る。


2色目
3色の色を使う(黒・ダークブラウン・ブラウン)
グラデーションを作る


三色目
2色目、3色目で太さのコントロールを行う
眉に自信がない場合

- 眉に自信がない場合は眉はできるだけ薄く見えるようにブラウンを使い、目線をチークやリップにいくように他部分をポイントにする。
- 困り眉(下がり眉)に多い人の特徴は目からマユまでの距離が狭くアイシャドウが映えない。
眉にインパクトがないので強く書こうとする。眉は薄く書きアイシャドウをポイントにしないように。
40代から50代以降の眉の書き方

マユについては今まで説明しましたが、アイシャドウについて触れてみたいと思います。
40代から50代以降のアイシャドウ

50代以降になると肌のくすみが出てきます。またアイホールは体型とは別にへこんでいきます。
結果としてコントラストがついてくるので締め色として使うダークブラウンなどは使用しないほうが良いでしょう。
使用する色は肌より少し明るい(少しです)ブラウン+オレンジ+少しパールのような色、もしくはブラウン+ピンク+少しパールを使用してください。
アイシャドウ部分にコントラストがない自然な明るい印象に仕上げます。



⑥眉頭と眉尻を結んだ線‐平行より少し向って右上がり
⑤小鼻と目尻を結んだ線
Cマユ尻‐⑤⑥の交差した点
②地面と平行船
④垂直線
Aマユ頭(ボトム部分)
Bマユ山②④の交差した点
マユ山の位置は顔型などで決めます。瞳の外側から目尻までの間にあるのですがそれだけで決めることはできません。
額の広さ(横の広さ)顔型、目の寄り具合などを考慮して決めます。
- ナターシャちゃんとやればできるんだポンカ今までわからないからいい加減ににやってたんだ。そうそう”やってみよう!KK新しい自分にトライしてみてください。
眉の悩みQ&A
Qリキッドアイブロウの使い方?
リキッドアイブロウの使い方は「一本一本眉を足すように書いていきます」そしてぼかします。
一本一本書いていくのでそもそも眉をきれいに書ける必要があります。そうでないなら難しいでしょう。
眉が部分的に薄い人の場合に書きやすく適しています。またメリハリを出すこともできます。
リキッドアイライナーを使用する場合つく量が多いので大変難しいです。おすすめしません。
Q眉毛が長い!切るべきですか?
眉毛が長い場合下に垂れ下がってきます。その結果「困り眉(下がり眉)」になってしまいます。
当然カットしたほうがよいのですが固くて多いい眉を短く切りすぎるとゲジゲジ眉になってしまいます。
ある程度の長さを残していたほうがよいのですが濃い眉にもなります。
濃い眉が嫌いなら最終的な方法としてオキシドールなどで少しブリーチ(少しです)して柔らかく見せる方法もあります。
また今ではムース状の「眉マスカラ」があるので使用してみてください。
Qぼさぼさ眉!どうしようか?
細かい毛(うぶ毛)が多いい場合毛深く見える。しかし抜いてはだめです。抜くのにきりがないのと後で生えてこない場合もあり大変なことになります。
普通に手入れをしますが「短くしない」「トリミングしすぎない」「ナチュラルな状態にする」そして最後にブラウン系、オレンジ系、グリーン系などの眉マスカラを使用してください。
Q眉が左右対称に書けない!
眉を書くのに重要なポイントを「マーキングします」ペンシルライナーで点を書きます。
眉頭、眉山、眉尻の三つのポイントを左右両方に点を書きます。
この時片方ずつ書かないで左右同時にかきます。(片方の眉頭を書いたらそれに合わせてもう片方の眉頭を書く。眉山、眉尻も同様に)そして同じようにそれらをつなげます。難しいかもしれませんが頑固にこの方法を行ってみてください。
Qペンシルは強くなりすぎる?
ペンシルよりも「パウダータイプを併用」したほうが自然になります。
ペンシルには3つのタイプがあります。
・ドライタイプ(ドライで付が悪い)
・クリーミータイプ(油分が入っていて濃く書ける/付が良い)
・上の中間のタイプ
中間のタイプが使いやすいのでパウダータイプと併用して使ってください。
Q眉が強く見えない書き方は?
「眉頭をぼかし薄く書く事」最初に眉山を決め眉山から書きます。筆には最初パウダーが多くついているので濃くついていいところから書き始めます。
眉頭は最後に書いて薄くぼかしてください。
もう一つの方法ははっきり眉を書かない方法です。少し大きめの筆で筆の先部分で眉全体をなぞっていきます。
色も黒は使用しない。眉の毛の部分、毛先の部分にもパウダーがつくようにします。
Q黒い眉毛は黒い色を使う?
「黒を使ったほうが良いです」グレーは色のトーンが違って時間がたつと少し色味を感じるようになります。
では何を使うのが良いのか。ペンシルでは強くなりやすいのでブラックのアイシャドウを使用します。眉毛の隙間を筆で埋めていきます。
少しマユをやさしくナチュラルに見せるのには少し大きめの筆で色はブラウンのパウダータイプをマユ全体にぼかすように塗ってください。
Qアイブローはペンシルとパウダーどちら?
「パウダー、もしくはパウダーにペンシルを併用する」
パウダーは優しくナチュラルに仕上がります。
ペンシルは強めに書くことができコントラストが付きます。
ペンシルだけで書く場合は必ずよくぼかすことです。たまにぼかし忘れを見かけますが(自分では気づいてない)よくないです。
眉や好みの形に合わせてパウダーとペンシルを併用してみてください。
Q眉を書く必要な化粧道具は何?
アイブロウ-ペンシルタイプ、アイブロウ-リキッドタイプ、アイブロウ-パウダータイプ、眉マスカラ、筆。チップ(先のとがったタイプ)、アイシャドウ-ブラック/ダークブラウン/ブラウン。
これだけあれば大体の眉は書けます。眉の手入れは別です。それにはスクリューブラシ、アイブロウブラシ、アイブロウ用のハサミ、、毛抜、眉毛シェーパー。
Q眉が大変薄い。書き方、化粧品?
とにかく「眉を書いたとわからないように書くことです」そのためにアイシャドウのダークブラウン、ブラウンの2色を用意します。
ダークブラウンで眉上部分(ガイド)を書きます。その他の部分はブラウンを使用します。(肌色が暗い人は少し暗めにする)眉頭、眉下(ボトム)は必ずぼかすことです。
Q眉と眉の距離が広いどうする?
眉頭の部分を少し内側に足します。必ず自然に見えるようにぼかします。
黒い眉でもダークブラウンを使ったほうがよいでしょう。
ここで”隠し技”があります。「ノーズを眉頭部分とつなげます」(下写真/わかりやすく濃いめに入れています)眉と眉が離れていると遠心的な顔になります。
ムリに眉を内側に書きすぎると不自然な顔になります。
ノーズを入れることによって眉そのものではなく顔が求心的に見えてきます。
使う色は肌より暗いブラウンです。赤みがあるものは違った見え方になるので影として見える黄色系のブラウンを使用します。
Q左の眉が右より上ってる左右非対称
左右非対称の眉を自然に見せ方は「下がっている眉のみを上げないことです」
方法*上がっている左の眉を少し下げ、下がっている右の眉を少し上げます。矯正の方法も無理をせずに少しです。何となく非対称感がなくなれば成功です。
実際のやり方は眉頭、眉山、眉尻を1mm~2mm程度移動します。ポイントは眉頭、眉山です。
Q目と眉の距離が広いどうすれば?
多少眉を下にずらしたほうがよいと思います。
下げるといっても眉そのものを下げることはできませんので、眉山の位置を少し下にずらす程度です。
それにより若干撫でらかに上下するうねりが平行眉に近くなります。
あとは眉の書き方で調整します。眉頭の下部分を強調するように書きそのほか部分も下部分を強調します。
出来上がる眉は少し太めの眉になります。これらのやり方はオーバーにやらないようにして下さい。
あくまでもナチュラル、自然に見えるように書いてください。
「自然に見せる方法はぼかすことです」最後にアイシャドウですが肌より少し暗いブラウンをまぶた全体からアイホールの上部分にぼかしていきます。
その結果眉と目の距離が短く見えます。
Q眉毛プレートの使い方
眉毛プレート使っている方で使い方の質問ですが、眉の形を決めるのができないので眉毛プレートを使っている方が多いようです。
参考にするのはよいと思いますが中を埋めるためべたっとした眉になります。
解消の方法はまず塗る色を少し明るめで塗ってください。そして眉上部分(ガイド)に「暗めのブラウンで多少書きコントラストを作ります」
眉頭がべたっとなっているので指、もしくはチップ、筆でぼかして下さい。最後に眉下部分(ボトム)もチップ、筆でぼかして下さい。
Q眉頭が低く眉山が高い”いかり眉”!
眉頭が低く眉山が高い眉。この眉の方けっこう多いんですよね。
眉尻部分はそれほど下がってない人が多いいの「ですが眉頭部分は下がっている」
自分では気がつている人も少ないと思います。
わからずに普通に書いてしまうと怒っているように見えるため”いかり眉?”って言うんでしょうね。
矯正(書き方は)困り眉(下がり眉)でお話しした方法で出来ます。記載していますのでご覧ください。
※この眉の方の特徴として、自分ではよくわからない、やればやるほど変になる。その結果反対の方法をやってしまってよけいにおかしくなる。結果的に眉山部分から眉尻までを剃ってしまう。絶対に反対にならないようにしましょう。

いかり眉
眉山を上にあげ眉山を下に下げます。



出来上がり

黄金比と眉


黄金比【1:1.618】の比率
最近ではメイクの説明などで黄金比が使用されます。
古代ギリシア以来、安定的で美しい比率とされる黄金比は先進国の美の象徴なっているからです。
黄金比は様々な所で使用されています。
黄金比を使った代表的な例として、ミロのヴィーナス、パルテノン神殿、名刺、Appleのロゴ、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナリザの微笑」など。ヨーロッパでは美の基本となっていました。
美人顔として黄金比をあてはめることができます。
【ここでは黄金比と眉の関係と美しい顔(黄金比の顔)とはどんなものかをを説明します】


美人顔として黄金比をあてはめることができます。
①そのまま当てはめましたが眉の位置が比率より高いです。
②眉に合わせて当てはめましたが顎の位置が高くなります。

結論
顔は卵形の球体
黄金比の顔は細くて長い顔
目下より口角までの距離が長い
鼻は高く眉間も高い
眉は眉頭が低く眉山が高い
眉頭に対して眉尻が高い
目は目頭より目尻が上がっている遠心的な切れ長の目
眉は男性っぽく強く威嚇した眉


国や民族によって美の概念が違います。インドでは太った人が美人、アジアでは求心的で大きめの顔など様々です。
数年前サンローランの香水のCFで男性っぽくデカタンス(敗退的)なモデルを起用していました。
さらに強い濃いメイクで!欧米ではこのようなタイプが美の象徴とし扱われる場合があります。
(実際は多様化している)
日本は明治以降欧米の文化を取り入れてきました。その結果美の概念である黄金比に影響されてきました。
日本を含めた先進国は黄金比が美の概念となっています。
「日本人には”かわいい”という美意識があります」
黄金比を日本人に当てはめた場合少し強すぎるので目の下から口角までの距離を短くして少し丸みをだし眉頭を少し上にとります。
また眉山は少し内側にとり求心的にし”かわいい”を少し取り入れます。

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