資格と美容師免許について|ヘアメイクアーティストになるには

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2019-05-31:公開日/ 2019-8-13:更新日

資格と美容師免許について|ヘアメイクアーティストになるには

ヘアメイクアップアーティストに資格はあるの?

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ヘアメイクを目指す時に、資格は必要なのか?何を取ればいいのか?と気になりますよね。

ヘアメイクアップアーティスト専門の共通資格はない

実は「ヘアメイクアップアーティストのみに特化した業界共通の資格」というものは現在のところありません。

各検定団体の独自資格しかない

現状は、各検定団体が独自の基準で資格を作り、認定試験を設けています。

そのため、資格を持っているメリットも各検定団体の中に限定されてしまうので、業界で共通して使える資格というものがありません。

資格によって有利・不利が生まれづらい

その結果、そうした資格の有無によって就職や仕事に有利・不利が生まれることはあまり考えられない、というのがヘアメイク業界の実情となっています。

美容師免許は必要なの?

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目指す分野による

ヘアメイクと美容師免許の関係は、業種・業態によって必要な場合もあれば必要ではない場合もあります。
美容師免許が必要な業種は確かにあるのでその場合は美容師免許を取得してください。

ヘアメイクの業界はファッションを中心に雑誌・広告・舞台・映画などを手掛けるヘアメイク業界と、ビューティーアドバイザーやメイクサロンなどで働くビューティービジネス業界とに分かれます。

これらの中で美容師免許が必要な分野もあれば、そうでないところもあります。

資格が最優先とは限らない

漠然と資格の必要性に迫られて不安にならずに、まずはどうなりたいかを考えることが大切です。

ヘアメイク業界とは?なるには情報満載 

ヘアメイク業界とは?
ヘアメイクアップアーティストになるための情報を紹介!

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-ヘアとメイクの技術を習得して

雑誌、タレント、TV、ショー・ブライダルの仕事をしよう! –

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メイクやヘアが好き。
ヘアメイクに大変興味がある。

自分にするヘアメイクだけではなく人にもしてあげたい。

こんな方たちが世の中にいっぱいいます。
これら趣味やおケイコから一歩進んで“プロとして”と、枠を広げた場合どんなことが考えられるのでしょうか。

ヘアとメイクを行うプロをヘアメイクアップアーティストと呼びます。
へアとメイクの技術職です。

ヘアメイクアップアーティストになるために必要な業界の情報から、具体的になるための方法までを説明します。

まず、職業としてどのようなものがあるのか紹介しましょう。

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メイク・ヘア関連の目指せる職種!

  1. ヘアメイクアップアーティスト
    (ヘア・メイク)
  2. メイクアップアーティスト
    (メイクのみ)
  3. ビューティーアドバイザー
    (メイクのみ)
  4. メイクサロン
    (メイクのみ)
  5. ブライダルのヘアメイク
    (ヘア・メイク)
  6. 写真スタジオ
    (ヘア・メイク)

 職種別の仕事内容 

メイクアップアーティストと呼ばれるアーティストの特性をまず説明します。

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● メイクアップアーティストとは!

メイクアップアーティストと呼ばれる人に、藤原美智子氏・嶋田ちあき氏・濱田マサル氏等がいます。

彼らは、雑誌やメディア・イベント等に登場しますが、本来はヘアメイクアップアーティストとして広告・雑誌・CM等の仕事で経験を積んだ熟練者なのです。

TV・雑誌等メディアでは、メイクを中心にした企画を行う場合、それらに見合う人を探します。
それが彼らだったのです。

メディアに登場するには、ヘアメイクアップアーティストの方が圧倒的に多いのが現実です。

● ヘアメイクアップアーティストとは!

雑誌のクレジットにヘアメイクアップアーティストではなく、ヘアとメイクで分けられているのをよく見ることがあります。

メイクというのは、メイクアップアーティストのことですが、ヘアメイク業界では、ヘアとメイクの担当が分かれていることを指します。

ヘアとメイクに分かれることに関して、主要国のヘアメイクアップアーティストの世界では、ヘアとメイクが分かれています。

それは本来、技術的に別物だからです。
日本人は器用なので、両方を専任するようになったのでしょう。

しかし、ヘアとメイクに分かれてメイクのみを担当するメイクアップアーティストも、実は
そのほとんどはヘアができるのです。

● ヘアとメイクに分かれる

最初は、ヘアメイクの両方を担当しながら、仕事の成功を機に、メイクの方が好きな人がメイクのみを担当するようになる。
初心者が最初のころに受ける仕事は、ほとんどヘアとメイクの両方を担当することになります。

もしくは、ヘアメイクの両方を勉強し、次のステップとして海外へ渡米。
メイクのみで実績を上げ帰国後、メイクアップアーティストとして仕事をする。

キャリアなしではじめから海外に行った場合は、海外のメイクスクールを卒業後、高レベルのメイクアップアーティストにアシスタントとしてつき、仕事で実績を積む。

日本に帰国後、メイクアップアーティストとして仕事をする。(ヘアは出来ない)日本の実情として、ヘアメイクアップアーティストと違ってメイクアップアーティストだけの事務所は大変少ない。

また、仕事として考えた場合も、メイクアップアーティストとしての仕事は少なく、ほとんどの仕事がヘアとメイクの両方を担当するようになります。

基本的な仕事はヘアメイクアップアーティストとなります。

● メイクのみの就職先

したがって、メイクだけを勉強した場合、スクール卒業後の就職先はビューティーアドバイザーやメイクサロンのみが現状です。

化粧品メーカーのビューティーアドバイザーからメイクアップアーティストになるのは、ほとんど稀有な場合です。

ブライダルのヘアメイクアップアーティストになる為の方法

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● ブライダルとヘアメイク

ブライダルのヘアメイクは、技術的にはヘアメイクアップアーティストの一部となります。

ライブである事が一番の違いとなりますが、技術の習得はヘアメイクアップアーティストと同様の習得方法になります。

ブライダルのヘアメイク

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● ブライダルとの就職先

美容室などで細々とブライダルの業務を行っているところもありますが、ブライダルヘアメイクのプロフェッショナルになるには就職先を選ぶ必要があります。

ブライダルの会社の就職試験は筆記と実技があり、特に技術が重要視されます。
試験に受かると給料が支給されます。

その後、半年間はトレーニング期間で、テストに受かると正社員になります。

ブライダルの会社に就職し、3~5年でブライダルのスペシャリストになります。

しかし、その後ブライダルのヘアメイクからヘアメイクアップアーティストの仕事をしようとしても職種が違うので、もう一度いちからヘアメイクアップアーティストのスタートとなります。
(まったく出来ない訳ではないが、難しい)

※美容室が営業しているブライダルサロンがあります。
ホテルにある、ブライダルサロン(ヘアセット部、衣装部が附属されてる)に就職すると美容師免許を取得し、美容師になることになります。
就職先には大きく分けて二通りの就職先があります。

① ブライダルヘアメイクアップアーティストの会社組織

② 式場、披露宴会場、洋装/和装の衣装部、ヘアメイク部門を管理し、ブライダルのプロデュースを行う会社組織

ここで重要なのは小さい組織はよくない、大きい組織は良い。
と言うよりは、しっかりとした教育システムがあることです。

大きい組織でも教育システムがないところはたくさんあります。
初心者からプロへ育てていく組織を選ぶことです。

しかしこれらを見分けるのは難しく、プロの指導が必要になります。
就職できるかわからない、受かるかわからないではなく、確実に就職を成功させるにはいくつか用意するものが必要になります。

なぜブライダル志望なのか、なぜその会社を選んだのかの書類と作品

・会社、企業では必ず筆記の試験と実技の試験があります。
なかでも実技が重要視されます。

・これらを総合的に考えた場合・技術レベル・書類の内容・面接時での応対・作品。

これらの内容はつながっており、技術の習得の結果、技術レベルがアップし、技術習得時の工程により様々なことを感じることで、想いが増幅されていきます。

その結果が“書類の内容、面接時での対応”作品”に波及していき内容の濃いものとなり確実に就職を成功させます。
技術職では単にマニュアルに沿った就職活動とは違います。

ビューティーアドバイザーになるための方法

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● 化粧品メーカー

色々なメーカーがあり、日本メーカー、外資メーカーが存在します。

就職試験の際、実技試験のあるところは、25分程度でフルメイクを仕上げるようです。

面接も重要で様々な質問がされますが、主にどんなビューティーアドバイザーになりたいか、なぜ弊社を選んだのかが最も重要な質問内容になります。

現在では、ネットでの募集が中心で、募集要項の中に給料や勤務地などの記載があるので、それらを確認後エントリーとなります。

メイクサロンに就職

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● メイクサロンの就職時期

メイクサロンの就職時期は、特に決まっていません。
常時募集と言う形をとっています。

初心者から経験者と、募集の幅は広く就職しやすいです。

しかし、技術のレベルの確保は厳しくその技術を満たすために研修を受けることになります。

スタジオに就職

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● 就職先の、規模によって変わります

カメラマンが中心となって、プロフィールの証明写真から、ファッション写真まで、従来のプロのカメラマンが写真活動を行いながら、一般の人達も対象としたスタジオです。

② 子供からお年寄りまで、さまざまな写真を撮るスタジオ。
七五三、成人式、ブライダル、家族の記念写真、遺影写真等、組織化され多店舗展開も行っていたりもします。

スタジオの就職は、研修等、スタッフを育てるシステムを持っていないところが多く、ある程度の経験者が望まれます。

 ヘアメイクの資格について 

ヘアの資格

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● 美容師試験

ヘアの資格はご存知のように、美容師試験です。

昭和32年に制定された法律に基づくもので、現在は厚生労働省の所管になります。
つまり国が定めた法律にもとづく国家資格です。

国家試験を受けるには、美容学校へ行き、定められた学科の単位を取る必要があります。
美容学校には、昼間課程・夜間課程・通信課程があります。

かかる費用として【昼間課程2年間で 200万円~280万円】【通信課程3年間で60万円前後】です。

現在では、高校等で美容科を設けているところもあり、高校の一般教育を受けながら美容師免許を取ることもできます(通信)美容師免許は国家試験なので公的なものです。
世界を見渡すと、日本と同じように公的資格が存在します。

メイクの資格
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日本のメイクの資格をご紹介します。資格検定協会の例として下記のものがあります。

● メイク検定

●社団法人 日本メイクアップ技術検定協会(JMA)

●MSOJ(日本メイクアップ連盟)

●JMAN(Japan Make-up Artist・ジェイマン)

● メイク資格の必要性

他にも色々とあるようですが、実はこれらは美容師免許と違って国家試験ではなく、民間団体が運営しているもので公的なものではありません。

さらに、これらの検定や団体同士には横の繋がりがないので、技術の統一基準がありません。
従って、これらの資格を持っていても広く一般的に技術を認められたことにはなりません。

メイクアップアーティストの業界やビューティーアドバイザー(美容部員)やメイクサロンの就職でこれらの資格の有無が影響することはあまりないようです。
日本だけでなく世界も同様で、ヘアの美容師免許は公でメイクは民間が運営しているものです。

アメリカはユニオン(業種ごとの労働者組合)が存在し、フォトグラファー、スタイリスト、メイクアップアーティスト、ヘアアーティストなどが登録しています。

賃金や雇用条件などの保障のためにユニオンに所属することは重要なことですが、これらは技術に対する資格や免許を与えるものではなく、今までの実績を評価して適正なギャラや待遇の基準を決めるところです。

総括するとメイクはヘアと違って、資格が重要視されることはあまりないようです。

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Beauty Labo@kk(ビューティー ラボ アットケイケイ) ヘアメイクアップアーティスト 福岡県出身。アイの美容室オーナー・スタイリストとして10年...

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