50代メイク|ブラウンのアイシャドウが似合わない【驚きの解消術】

50代メイク|ブラウンのアイシャドウが似合わない【驚きの解消術】
- ブラウンにラメやハイライトで光を入れる
- 肌色に合ったニュアンスカラーを重ねる
【あなたに驚きの解消術】を読むと自分に合うブラウンのアイシャドウが使えるようになります。
この記事を書いている私は?
アイの美容室オーナー・スタイリストとして10年間のサロンワーク後、ヘアメイク業界に転身。@kkの仕事、作品
長年ヘアとメイクの プロフェッショナルとして活動!
ヘアメイクオフィス ラ・メール代表。
ファッション誌、ヘアメイクエディター、メイクアップビジュアル、広告や海外の仕事も精力的に行う。
ここでは今までの私の経験を生かし皆さんの疑問を解決したいと思います。
自分の肌の色を知る!
ブラウンのアイシャドウにもいろいろな色があります。
自分の肌の色に合ったアイシャドウを選ばなければなりません。
それには自分の肌の色を知る必要があります。
肌色には大きく分けて黄色系の色とブルー系の色があります。
この色の出し方は「パーソナルカラー」診断で、もっと細かく出すのですが、単純に自分の色がイエローベース 系なのかブルーベース系の色なのかを知るだけでいいです。
できれば一度「パーソナルカラー」診断を受けたほうがいいかもしれません。
ブラウンのアイシャドウについて!
イエローベースとブルーベースの違いについてですが、イエローベースは黄味がかった色なので顔の中では影になります。
ブルーベースは青色がかっているので影にはならずに色として飛び出てきます。
肌の色とアイシャドウを同じ仲間同士で合わせます。
肌がイエローベースならアイシャドウも同様にイエローベースの色を選びます。
ブルーベースはブルーベース同士で合わせます。
リップでいえば赤のリップに黄色を混ぜるとオレンジ系の赤になります。暖色系の赤ですね。
ブルーを混ぜると暗い沈んだ赤になります。寒色系の赤ですね。
イエローベース | ブルーベース |
春タイプ・秋タイプ | 夏タイプ・冬タイプ |
黄味がかった肌 | 青色がかった肌 |
似合わない理由
ブラウンアイシャドウは一言でいうと華やかさがありません。
ここではブラウンのいいところを残しながら華やかさを出していきます。
- 肌にアイシャドウの色が合っていない。
イエローベースには黄色系のアイシャドウを使用します。
ブルーベースには青色系のアイシャドウを使用します。 - 塗り方が平面で立体感がなく光が入っていない。
ブラウンのアイシャドウがべったりした印象になっています。
その結果くすんで見えたり老けたりします。
ラメやハイライトで光を入れます。 - ブラウンで色がなさすぎます。
色がないので艶(ツヤ)がない感じになっています。
黄色系や青色系のニュアンスカラーを重ね塗りします。
「ケイト」を使用
今回もアイシャドウに「ケイト」を使用します。
ケイトは黄色系のアイシャドウと青色系のアイシャドウとはっきり分けたかたちで商品化されています。
“金額が安く質がいい”と口コミでも評判がいいです。
ケイト アイシャドウ メタルグラマーアイズ BR-1
まず黄色系(イエローベース)の人に向いている商品を使用します。
塗り方は「横グラデーション・立体」の塗り方で立体感を出しながらニュアンスカラーを加えます。
この中の1色ゴールドをニュアンスカラーとして使用します。
横グラデーション・立体の塗り方
①の色をまぶた全体に塗ります。
アイホールを少し強調(濃く)してください。
マユ骨には塗りません。
②のシメ色を塗ります。
目のキワ(まつ毛の上部分)を図のような太さに塗ります。
②の色を塗る範囲です。
①は濃いめに塗ります。チップを使ってぼかします。
②の部分は薄く塗ります。
③のハイライトを塗ります。
③マユ骨部分です。
④まぶたの中央部分です。
これで立体が出来上がりました。
ハイライトで光を入れました。
これでブラウンのアイシャドウのべったり感がなくなりました。
その結果くすんで見えたり老けたりしずらいです。
⑤の色を使用します。
⑤を塗ると輝きが増し立体的な目元になります。
でも絶対的に必要な色ではありません。
こういう色を”ニュアンスカラー”といって今以上に引き立てる色です。
⑤はゴールドなのでイエローベースの人にはピッタリの色です。
⑤を塗る場所です。
これでさらに艶(ツヤ)感になりました。
⑥目の下中央の涙袋部分にも塗ってください。
②のシメ色を⑦の下まぶた三分の一まで塗ってください。



ケイト アイシャドウ メタルグラマーアイズ RD-1
青色系(ブルーベース)の人に向いている商品を使用します。
塗り方は先ほどと同様に「横グラデーション・立体」の塗り方で立体感を出しながらニュアンスカラーを加えます。
この中の1色ピンクレッドをニュアンスカラーとして使用します。
横グラデーション・立体の塗り方
ブルーベースの色は彩度(色味)があるので色気を感じますね。
①の色をまぶた全体に塗ります。
アイホールを少し強調(濃く)してください。
マユ骨には塗りません。
②のシメ色を塗ります。
目のキワ(まつ毛の上部分)を図のような太さに塗ります。
②の色を塗る範囲です。
①は濃いめに塗ります。チップを使ってぼかします。
②の部分は薄く塗ります。
③のハイライトを塗ります。
③マユ骨部分です。
④まぶたの中央部分です。
これで立体が出来上がりました。
ハイライトで光を入れました。
これでブラウンのアイシャドウのべったり感がなくなりました。
その結果くすんで見えたり老けたりしずらいです。
⑤の色を使用します。
⑤を塗ると輝きが増し立体的な目元になります。
でも絶対的に必要な色ではありません。
こういう色を”ニュアンスカラー”といって今以上に引き立てる色です。
⑤は赤ピンクなのでブルーベースの人にはピッタリの色です。
⑤を塗る場所です。
これでさらに艶(ツヤ)が出ました。
⑥上まぶた部分と下まぶた中央の涙袋部分にも塗ってください。
②のシメ色を⑦の下まぶた三分の一まで塗ってください
ケイト ヴィンテージモードアイズ BR-1 モードなオレンジブラウン アイシャドウ
イエローベースの人に向いている商品でメイクをします。
塗り方は「横のグラデーション・立体」の塗り方で立体感を出しながらニュアンスカラーを加えます。
深みのあるブラウンをベースにニュアンスカラーがオレンジです。
彩度が強くきれいなオレンジです。
横グラデーション・立体の塗り方
塗り方は前回と同じですが、少し塗り方を変えてみます。
①のアイシャドウを塗ります。
アイホールを強調します。
前回より濃いくアイホールがへこんで見えるように塗ります。
その分まぶたは薄く塗ってください。
②のシメ色を塗ります。
塗る場所はアイホール部分と目のキワです。
この状態でまぶた中心やマユ骨部分はすでに自然に出っ張って見えます。
③のハイライトをまぶた中央とマユ骨に塗ります。
これですごく立体的になります。
最後に④のニュアンスカラーを塗ります。
この色はシャドー色でもなくハイライトでもありません。
④をまぶた中央とマユ骨に塗ります。
先ほどと同様に下まぶたの涙袋の上に塗ります。
シメ色②を下まぶた三分の一にも塗ってください。
ナチュラルメイク1.
このアイシャドウを一言でいうと”ナチャラル系のコントラストのあるブラウン系オレンジ”のメイクです。
このメイクに合わせてフルメイクをしてみました。
マユは薄いブラウンです。
チークはオレンジ系の薄いブラウンです。
リップは薄いグロス系のブラウンオレンジです。
目を開けるとそれほど強いメイクではありませんが、コントラストを作っているので軸のあるしっかりしたメイクです。
チークとリップを濃くしました。
チークはボトム部分にブラウンを足しリップはグロスとブラウンを足しました。
ブラウン系のメイクです。
ハイライトでブラウンのアイシャドウのべったり感がなくなりました。
その結果くすんで見えたり老けたりしずらいです。
またニュアンスカラーでさらに艶(ツヤ)感になりました。
ケイト ダークローズシャドウ RD-1 アイシャドウ
大変わかりやすい商品で使いやすいです。
色が3色しかないので悩まなくていいです。
ブルーベースの人にはピッタリの色です。
①一番濃いくて暗い色でシメ色に使います。
②見た目より明るくなります。
①②共にブルーベースに似合う色です。
この商品は①と②を混ぜたり②と③を混ぜると中間の色が作れます。
多少の腰のある筆を使ったほうがきれいに塗れます。
混ぜるようにとって塗ってください。
①を図のように塗ります。
①はシメ色で一番暗い色です。
図のようにアイホールと目のキワを強調しながら塗ります。
今塗っている部分は目の外側で内側には塗りません。
目と目の間が離れているようなメイクで”コケティッシュなかわゆい感じ”になります。
②の色をまぶた全体に塗ります。
先ほどの①の塗った色にも重ね塗りします。
①と②の両方の色はブルーベースの人に合う色です。
③のハイライトをまぶたとマユ骨に塗ります。
赤ピンク系の色にシルバーのハイライトがシンプルできれいです。
ナチュラルメイク2.
全てブルーベースに似合う青色系の色を使っています。
マユは黒を足しました。
チークのボトムはパープルの色を少し足しています。
色味は青色系のピンクです。
リップは青色系のピンクで内側には青色系のシルバーを足しています。
少し強めのメイク3.
さらに強さを加えました。
まぶたとホホ骨にハイライトを入れます。
目の内側にもさらにハイライトを加えました。
コントラストが強くなります。
こめかみに②の赤ピンクを加えました。
チークのボトムもパープルを加へピンクのチークも加えました。
まとめ
ブラウンのアイシャドウが似合わないあなたのために、プロがアドバイスする驚きの解消術を伝授します。
自分の肌の色に合ったアイシャドウを選ぶ!
イエローベースの肌色には黄色系のアイシャドウを使用します。
ブルーベースの肌色には青色系のアイシャドウを使用します。
アイシャドウの使い方
・ブラウンにラメやハイライトで光を入れる方法の説明。
・肌色に合ったニュアンスカラーを重ねる方法の説明。
これらを理解すると、自分に合うブラウンのアイシャドウが使えるようになります。
付録としてフルメイクも紹介しています。
ナチュラルメイク1.
ナチュラルメイク2.
少し強めのメイク3.
【あなたに驚きの解消術】を読むと自分に合うブラウンのアイシャドウが使えるようになります。
これらの内容をぜひ参考にされて下さい。
@kk